Monday, November 30, 2020

 2020年もあと1ヶ月となりました。NPO法人シャロームの活動は今日11月30日を持って終了となります。

2013年8月16日に設立して7年。イスラエルの情報発信と琴の演奏活動を行ってきました。こうして書くと二本柱のように見えますが、イスラエルを執り成す働きという1本柱の上に成り立っていました。設立当初に集まったメンバー達は皆、イスラエルを愛し、イスラエルの平和を祈る人たちでした。今もほぼその方々が支えてくださっています。でも、琴の音色で傷ついた方々を癒し、慰めるという働きの中にイスラエルが基本となっていることを理解していない人がいたことにこの終わりの時にわかったのでした。私は気付かずにいましたが、神さまはわかっておられて、この働きを見守ってきてくださったのだと思います。憐れみの中での活動でした。イスラエルへは2008年から13年間生き続け、琴巡業として様々なところで演奏させていただきました。そんな中イスラエルに深い関わりを持つ場所、ドイツ、アルゼンチン、サハリンなど海外でも演奏することができました。これも神さまのご意思であったかと思います。また、2011年3月イスラエルへ旅立ったその時に東日本大震災が起き、イスラエルの地で多くの方が日本を心配し、祈っていると声をかけてくださいましたが、実際に南三陸へ医療団がいち早く、やってきてくれました。このことを通していつかこの南三陸にも琴の音色をお届けしたいと思うようになりました。実に2013年NPO設立を前に南三陸で琴の音色をお届けできたことも神さまのご計画であったと思います。以来、毎年、被災地へ出かけ、琴の音をお届けしました。まるでイスラエルと被災地がつながっているかのような働きでした。神さまの思いは一つですね。愛する民イスラエルの元に慰めを届けなさなさい!「慰めよ、慰めよ我が民を」の言葉を持ってNPO法人として働くことを許されました。

ですから今、イスラエルから離れて働くことは考えられません。このNPOを始められたのは神さまで閉じるのも神さま。そう思っています。また、新しい働きを始めるのも神さまです。

これからは全てイスラエル抜きではない働きとなることと思います。そして終わりに近づいているこの時代はどんな時にも慰めてくださるのは「イエスさま」です。演奏する場所がどこであってもイエスさまの愛と慰めをお届けしていく。そう思っています。

これまでこのNPO法人シャロームのブラグを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。今日をもってこちらのブログはNPOとしては終了いたします。時々、個人で投稿することはあるかもしれませんが。。

「神のなさることは、全て時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない」伝道者の書3:11


Wednesday, November 11, 2020

 あっという間に2020年が過ぎ去ろうとしています。今年はコロナ感染拡大でNPOのお仕事はほぼ休止となりました。休止になって思ったことはいろいろありますが、神さまの働きは前進しています。というのも結局のところ、2013年に設立した時は神さまがこの働きを通してイスラエルの民へ琴の音色を届けなさいと言われていたと思うのです。そのために必要なことを確かに神様は備えてくださいました。被災地はまず南三陸へ。ここがイスラエルの医療団が真っ先にきて助けてくれた地であることは皆さんも良くご存知かと思います。2011年3月11日の大地震の後イスラエルへ行き、イスラエルで多くの人が日本を心配して祈ってくれている姿を見ました。私はこのことからも神様は琴の音色を通して癒しと慰めを届けなさいと言われたのだと思うのです。2013年から7年間、この間に神さまが備えられなかったことはありません。でも、昨年後半からどこかが違う。。その思いが胸を占めるようになりました。何が違うのだろう。ボランティアに出かける為のメンバーとの練習に平安がなくなりました。どうして神様は働かれないのか?神様ではないことに活動が向けられている。そう思いました。そして私は祈りました。あなたの思いを果たせないなら閉じてください。

今年、突然のようにコロナの流行。これを受けてシャロームは全く活動できなくなりました。神様はいろいろなやり方で応えを出される方ですが、コロナがその答えとするのは早急ですね。でも、きっかけとなったのは確かなことで、活動を次の段階へと進めていくときかと。イスラエルのために働くということに理解できない人もいます。NPOを始めた時にはイスラエルを祝福し、そのことを祈る仲間たちが周りに多くいて、それがあまりにも空気のように自然で一緒に活動をする人の中にそうでない人がいることに気づきませんでした。でも、神様はわかっておられた。いつ私が気付くかを待っておられた。そうとも思えました。神様は決して変わる事のないかたですから私の方が変わっていたのですね。それをどう修正するか、それも神様は待っておられた。神様の憐れみで昨年11月に2週間イスラエルで過ごしました。この時の喜びと楽しみが今の私の活動力ともなっています。神様の愛する地で神様の愛する民に事の音色を届けることを第一にすること。これが神様の心。もちろん、住んでいる場所が札幌ですからこの地に住む傷ついた方達に琴の音色で癒しと慰めを届けることも神様の心。だけど、そのために神様のやり方ではないやり方をしてはいけない。神様抜きではいけない。

このボランティア活動を始めたころ、大きな集会でさえ、私たちは神様を見上げて琴を弾き、決して自分のためには弾かなかった。どんな時にも神様を賛美していた。そう思うと年月と人の違いでこんなにも私は神様から遠ざかっていたのか。という思いです。やり方は間違っていない、あなたが自己中心なのだろうという人たちもいるかもしれませんが、そうなると私はとにかく1抜けますということになったかと。私が抜けた後、自由にやってくださいと。。でも、それもしたくないというのが人ですね。なのでここで活動は辞めるのでした。シャローム活動終了まで後2週間足らず。もう少し残務処理をして「一人NPO」を辞めるときが近づきます。やり方が変だとかNPOじゃないだろうとか言われてももうこれで終わるのです。私は神様と一緒に働きたいだけです。思いのままを書きました。わがままな私を愛してくださってありがとうございました。(写真はイスラエルを愛する仲間たちと南三陸で。2013年6月の事でした。)